JAグループ宮崎「春の農作業安全月間」について JAグループ宮崎では、農作業安全啓発活動の一環として、3月1日~5月31日まで「春の農作業安全確認運動」を実施しています。農作業死亡事故は年間約10件程度発生しており、農業就業人口に占める事故割合は増加傾向にあり、農業機械による死亡事故も同様となっています。 これからの時期は、農業機械を使用する頻度も高くなります。農機による事故を未然に防ぐため、今一度、機器や操作時の安全確認と予防対策の徹底をお願いいたします。安全作業 大事なポイント!■農作業の安全な服装・機械への巻き込まれを防ぐため、だぶつきのない服装、首巻きタオル・腰巻きタオルはしない・機会に乗るときはヘルメットを装着する・滑りにくい靴を履く■トラクター作業の基本・安全キャブ、フレームのあるトラクターを使用・シートベルトを必ず着用する・ロータリー点検時は必ずエンジンを停止する・一般道路を走行する際は、片ブレーキでなく必ずブレーキを連結する。■田植え機作業の基本・始動、発進時は、周囲に人や障害物がないか確認する・あぜ越えは低速にして、直角に入る・段差が大きい場合はアユミ板を使用する・急発進、急ブレーキ、急旋回は行わない・点検・整備は平たんな場所で必ずエンジンを停止して行う・植付部を上げて点検するときは、油圧ロックをかけて下がらないように固定する■草刈り作業の基本・必ず防護具を装着し、滑りにくい靴を履く・作業前に段差や障害物がないか必ず確認する・補助者は作業者から十分な距離をとり、作業者に近づく際は事前に合図を送り、刈り刃が止まってから近づく■熱中症夏場だけでなく、春や秋にも発生している・日中の気温の高い時間帯を外して作業を行う・作業中は小まめに休憩し、喉が渇いていなくても水分、塩分の補給を行う・手足のしびれ、めまい、吐き気、頭痛など体調不良の症状がみられたら、涼しい場所へ避難し体を冷やす わきの下、首筋、足の付け根などを冷やすと効果的である